クエスト:障子の貼り替え
依頼内容
孫らが来たときに、障子をやぶいてしもうとる。
まぁ、いっつも使いよる部屋じゃないし、ほっといた。
そやけど、今度、娘らが友達連れて大勢が来るという。
ふうが悪いし、風が吹いて寒いし、障子を貼りかえんといかん。
障子紙を買うて来て、ちょいと貼り替えを手伝うてくれるもんは、おらまいか。
■解説
「ふうが悪い」とは、体裁が悪いとのこと。
障子がバリバリの状態では、言われるとおり、アララと思いますよね。
子どもはホントに障子を破る習性が備わっており(笑)
もちろん、不可抗力ということはありますが、ついつい破りたくなるのでしょうね。
私の祖母には、障子&子どもにまつわる次のような逸話があります。
(逸話その1)
障子を貼り替えようと、わざと障子を破っていた祖母。孫(妹・従弟)にも手伝わせ、非常に楽しんで破っていました。障子を貼り終わり、一息ついていたところ、孫たちの姿が見えず。私が様子を見に行ったところ、貼り替えたばかりの障子をバリバリ破っていました。うなだれる祖母を見て、子どもながらに気の毒だと思いました。
(逸話その2)
祖母が若かりし頃、子どもたちが指先を濡らして、障子に穴を空けるという悪戯に困っていたそうです。何とかやめさせようと一計を案じ。穴を空けようとする反対側から、針で指をつついたとのこと。その荒療治にびっくりしました。
まぁ、それはさておき。
貼り替えるためには、障子紙を買う必要もありますし、貼り替え自体もなかなか面倒な作業です。
お手伝いの手が欲しいと思うこともあります。依頼があった際には、応援お願いします。
「障子貼っても、どうせすぐ子どもが破るんでしょ」と思う方がいるかもしれませんが、そこはケースバイケースで。
通常の障子より値段は上がりますが、強度の高いものもありますので、それで対応すれば心配ありません。
過去に障子を破っていたなぁと思われる方は、罪滅ぼしのためにも、ぜひどうぞ(笑)