クエスト:はばたけ、山菜
依頼内容
随分と暖かくなってきた。
久しぶりに、ワラビご飯が食べたい気分だ。
散歩がてら、山菜狩りとしゃれこもう。
雑草だらけの中から、ワラビを探し出すのは、宝探しのようで、楽しさもある。大量に採れれば、それこそ、テンションがあがるし。
そうそう、散歩がてらとは言ったものの、マムシが潜んでいることもある。
同行する場合は、装備は、十分整えておくように。
■解説
クエストタイトルの、「はばたけ、山菜」の意味が分かる人は、同年代ですね(笑)
ググってみても見つからないのですが、昔、教育テレビでやってたテレビ番組のタイトルを、リスペクトしました。
それは、さておき。
春先になると、たくさんの山の幸に、恵まれます。
ゼンマイやワラビ、つくしにイタドリなどなど。
よく、おいさんやおばさんが、草むらで、うろついている姿を見かけます。
ワラビって、今どきの人は、知っているのでしょうか?カンガルーに似た動物じゃないですよ(笑)
ワラビの束を紐でしばって、灰とか炭酸をふりかけ、そして、熱湯をかけ、一晩寝かせて、灰汁を抜きます。
子どもの頃は、何でこんなグロテスクなものを食べるのか、理解不能でしたが、大人になって嗜好も変わり、ごはんやうどん、そばなどに、がっつりかけて、いただきます。
さて、山菜採りですが、注意点があります。
まず、人の土地に、勝手に入らないこと。ワラビは自然に生えているものだからと、我が物顔で、ズカズカ入り、採りまくる人がいますが、これはダメです。私の地域だと、耕作放棄地などに生えているケースが多いのですが、荒れ地だと思っても、これを売って、収益にしている人もいますので、まずもって、知らない土地に入り込むことはやめましょう。
次に、ヘビや虫に注意すること。春になり、ヘビも目を覚まして、草むらに入り込む者を外敵とみなして攻撃してくるおそれがあります。マムシ(毒蛇)がいる場合も、往々にしてありますので、装備も十分整えて臨みましょう。
てなわけで、山菜採りをしたい場合には、地域の人のアテンド付きで。山菜狩りツアーも、ぜひ企画したいところです。