クエスト:力石の復活
依頼内容
「力石」と書いて、何と読む?
そう!「りきいし」やろ!!
力石といったら、俺らの世代だと、あしたのジョーのライバル、「力石徹」を、まず思い浮かべるはずよ。
が、違うんだなぁ、これが。
村のじいちゃんたちは、「りきいし」ではなく、「ちからいし」と言う。
昔、「ちからいし」と呼ばれる重ーい石を持ち上げて、力自慢をしていたそうな。
その力石の存在を忘れんようにと、立て札を立てたり、資料をつくったりといった取組が、今、行われている。
及ばずながら、俺も、SNSとかで、できるだけ多くの人に、力石の存在を知ってもらう手伝いをしたいと思いよる。
「りきいし」だけじゃなく、「ちからいし」のことも、みんな、知ってくれ!!
■解説
ある時、地域の歴史を調べている人たちがつくった立て札を見せてもらいました。
「力石(りきいし)」???
何でこんなにいっぱい?と興奮していたら、「これは、力石(ちからいし)の立て札や」と、冷静に答えられました。
力石(ちからいし)とは、昔、力比べや体力増強にと使われていた、重い石のこと。
重さが大体75kg~112.5kg程あったようです。
全国的にも点在していて、愛媛県では、調査された結果がまとめられている本もあります。
そういえば、この間、世界の果てまでイッテQ!でも、宮川大輔さんが挑戦していましたね。力石という名称でなかったので、色々、各地によって、呼び名が違うようです。
冒頭の話に戻りますが、「愛媛の力石」の作者から、地域の古老に話があり、改めて、力石を見直し、地域の力石を調べて、立て札を立てていこうということになったそうです。
地域の歴史を忘れないように、また、できれば、地域内外関わらず、多くの人に知ってもらおうという想いかなと推測するところです。
勝手に持ち上げたりすると怒られますので、きちんと許可を取って、力石に挑戦する姿とかを、SNSで発信すれば、少しでも興味を持ってもらえるのではないかと。
持ち上げれば、力自慢として、もてはやされるかもしれません。
情報発信をしたときに、「力石徹や、ないんかい!」という突っ込みなどもあれば、心の中でガッツポーズをとってしまうかも(笑)
力石に挑戦したい方、情報発信を手伝ってくれる方、力石を使った企画を提案してくれる方などいらっしゃいましたら、ぜひ、お声がけください。