クエスト:いでさらいの協力
依頼内容
近々、「いでさらい」をやる。
いや、何を勘違いしとる。人さらいじゃない!
「いで」言うたら、溝とか水路という意味よ。「さらう」は、えーと、ゴミとか泥をすくって、掃除するみたいな感じか。
まあ、水路の掃除ということよ。
田んぼに、水いかすのに、水路に、泥やら落ち葉やらがたまっとって、このまま水を流したんじゃ、つまってしまう。
ほやきん、掃除をせんといかんのよ。
ながいだ、ほっといたけん、結構、ゴミがたまっとる。
人手があった方が助かる。誰ぞ、手伝うてくれんかにゃあ。
■解説
溝や水路のことを、「いで」と言ったり、「いでご」と言ったりします。方言かと思いきや、いろんなところで使われている言葉みたいで、国語辞典にも載っています。
多少、ニュアンスは違うようですが。あ、やっぱり、「いでご」は方言か。
うちの地域では、「いでさらい」は、広義的にとらえられていて、田んぼの用水路に限らず、道路の溝など、いろんなシチュエーションで使われています。
作業する箇所が長距離に及んだり、また、かなり泥やゴミ、落ち葉がたまっていたりすることがあったりするため、人手があった方が助かります。
掃除後、水が流れる様子は爽快ですし、素足になって、水に浸かると、何とも気持ちがいいものです。
暑い時には、マジで最高です。ちなみに、水に浸かることを、方言で「ぞぶる」と言います。
一緒に、いでさらいをして、清らかな水に、ぞぶってみませんか?
気持ちいいですよー(*^-^*)