クエスト:ハザードマップをつくろう
依頼内容
このところ、結構、災害が起こっている。
全国的にだ。
もしもに備えて、ハザードマップをつくっておきたいと考えている。
実際に現地を確認し、確認したポイントを地図に落として、整理をする。
通学路とかも、把握しておいた方がいいだろう。
自分たちの地域のこと、また、命に係わることなので、世代問わず、子どもからお年寄りまで集まって、きちんと話し合って、つくりたい。
できれば、地域外の人、専門家の方の意見も聴きたいと思っている。
ハザードマップづくりに、協力してほしい。
■解説
全国的に、ハザードマップはつくられていると思います。
大体、市役所や町役場に行くと、見ることができるのではないでしょうか?
しかし、それは、概ねまち全体に係るものなので、やはり、自分たちの地域にしぼったハザードマップをつくるべきでしょう。
実際に、つくっていて、人目につく場所に貼り出している地域もあるようです。
実は、うちの地域も大々的に、取り組んだことがありました。
でも、それは、もう十年以上前のこと。しかも、その地図は、倉庫の隅の方に追いやられています。
一応、小学校では、毎年、子どもたちと一緒に、通学路の点検をしていて、気になる箇所を地図に落として、保護者向けに配布をしています。
ただ、それも、小学校の関係者で、共有しているのみです。
できれば、地域全体の危険個所の把握のため、老若男女関わらず、一堂に会して、話し合うことができればなあと考える次第です。
それも、毎年が理想的です。
知らない間に、危険になっている場所も多々あります。
チェックをして、修繕もしていく必要がありますし、場合によっては、補助金が使えることもあります。市役所などへの情報提供や、協力依頼も、有効な手段です。
危険箇所はチェックをし、また改善できたらチェックを外して、絶えず、更新を図っていけば、実用的なハザードマップになるでしょうし、住民たちの意識も高まるのではないでしょうか。
可能であれば、地域の外の人たちのご意見もうかがいたいなと。違った視点でのご意見はもちろんのこと、当地に訪問した時の危険箇所についても、知っておいてもらえれば、事故やトラブルから回避することができるやもしれません。
土砂災害だけではなく、獣による被害なども想定して、つくっておきたいところです。
備えあれば憂いなし。有事に備えて、防災意識を高めていきたいですね。