クエスト:イタドリのおいしい食べ方
依頼内容
「イタンポ」って、知っとる?
寒いときに、お湯を入れて温まる暖房器具?いや、それは「ユタンポ」やろ。
標準語で、「イタドリ」って言えば、分かるかな?
呪術廻戦?いや、確かに、漢字で書けば、「虎杖」やけれども。
あー、話が進まん。山ん中や、道端に生えてる山菜の一つよ。
自分が小学生の頃、どうしても腹が減った時には、皮をむいて食べよった。
正直、うまいことはなかったけど、大人になってから、知り合いのおばちゃんが、ごま油で炒めて料理したイタンポは、信じられんくらい、うまかった。
調理次第では、絶品の食材となると、今更気づいたわけだが、イタンポのおいしい食べ方があったら、もっともっと教えてほしい。
■解説
週刊少年ジャンプで連載の大人気漫画「呪術廻戦」。主人公の虎杖悠二の名字である、「イタドリ」が植物のソレであるとは、今回調べてみて、初めて知りました。
未だに、ナニそれって方に、写真をば。
我々の地域では、方言で、「イタンポ」と呼びます。小学生の頃、腹が減ったら、これをポキッと折って、皮をむいて食べていました。用意のいい者は、塩をポケットに忍ばせておいて、味付けをしてたという話も聞いたことがあります。
正直、おいしいと思ったことはありませんでしたが、大人になってから、知り合いのおばちゃんが、ごま油で炒めたイタンポを食べさせてくれたときに、超ビックリ仰天!
あまりにもおいしく、これが、あのイタンポなのかと、カルチャーショックを受けました。
そういえば、お隣の高知県では、これを良く食べると聞いたことがありますし、愛媛県内でも、このイタドリを畑に植えて、地域おこしをしているところもあると聞きました。
調理次第では、絶品の食材となること、間違いなしでしょう。
今は、草を刈る時に、同時に、ズバッと刈り倒していますし、写真のように、放置されて、固くなってしまうことが、ほとんどです。
いくらでも生えるものなので、うまく資源・食材として扱えば、経済的効果が生まれるかも。
試しにググってみれば、楽天やメルカリでも取り扱いがあるようですが、件数は少なく、ニッチ産業になりうる可能性を秘めています。
まだまだ、知名度が低い、この植物。呪術廻戦ブームにのっかって、何かうまいことやれないかなぁと思う次第です。