クエスト:地名の由来調査
依頼内容
今は使われていない住所表記がある。大字、小字といったものがそうだ。
ただ、今でも、廃れず、使われ続けている。
改めて、見てみると、地名もいろいろと興味深い。
由来が分かるものもあれば、何を意味しているのか分からないものも多く。
そういった不思議な地名が、どういう由来でつけられたのか調べてみたいと考えている。
人に聞いてもいいし、文献で調べてもいい。
もし、見つからなければ、自分で想像してみるのもいい。
ちりばめられた地名の謎を、一緒に解き明かしてみないか!
■解説
地域には、大字、小字より、さらに細かい地名があります。今回は、その数々について、触れたいと思います。
まず、意味がある程度、推測できるものから(あくまで、私見です)。
【薬師】
薬師如来が祀られているお寺がある土地だから
【前地(まいじ)】
そのお寺の向いにある土地だから
【ホトケドウ】
お寺に通じる道
【シンミチ】
新しくできた道
【カムカイ】
川向かいがなまったもの
【ヤスンバ】
休む場所。坂を上がりきって、一息つく場所。
【ソラ】
山のてっぺん近く
【オオソラ】
ソラより、さらに上
といったところでしょうか。
祖母が生前、書置きで、「ばあちゃん、オオソラへ行ってきます」と残していたのを見て、非常に驚いたのですが、何となく意味が分かり、安堵したことを思い出します。ソラはよく聞いて知っていたのですが、オオソラは初耳でした。
続いて、意味が分からない地名を列挙。
【ナベダ】
【モショボ】
【ダバ】
【ハゲット】
【バンヤ】
【ソトワガモリ】
など。
ちなみに、ハゲットは、こういう場所です↓
なぜ、「ハゲット」なのか、全く意味が分かりません。
意味が分からないものも、まだまだ、把握していない地名もあります。
できれば、こういったことを、子どもたちと一緒に調べたいと思いますし、例えば、敬老会など、年配の方が集まる場所で、教えてもらうのも良いのではないかと考えています。
教えてくれる人がいるうちに、一つでも多くのことを、記録しておかなければと思いながら、幾数年。
記憶を記録する作業を、早く何とかしなければ!!