クエスト:落書きで楽しむ非日常
依頼内容
うわっ!やりやがった。
子どもや姪っ子たちが、どうも2階に上がって、何かをしてると思ったら、壁一面に落書きしまくってた。しかも、油性マジックと、きたもんだ。
叱りつけはしたものの、気持ちが分からなくもない。
子どもなら、落書きは、したいものだ。
なので、とりのこ用紙で、落書き用のキャンパスを用意してやった。
思う存分、描きゃあいい。
その代わり、もう、壁には、描くんじゃないぞ!!
■解説
まず、はじめに。「とりのこ用紙」とは、模造紙のこと。
愛媛県独自の呼び方のようで、方言とは全く知りませんでした。
今回は、そのとりのこ用紙が、ふんだんに出てきます。
イベントで、何か子ども向けのコーナーがあれば良いなぁと、検討していた時のこと。誰かの、「落書きコーナーはどうか」というアイデアで、やってみることに。
とりのこ用紙のキャンバスに、絵具やマジック、クレヨンなどを用意して。
最初は、なかなかとっつきにくいようでしたが、私の描いたバカボンのパパを皮切りに、皆、思い思いに絵を描いたり、言葉を書いたりしていました。
後で色々見てみると、心の内が描かれていて、結構、面白かったりします。
市の図書館では、小さいお子さん向けに、手足をつかった絵具遊びのイベントを行っていました。
家ではできない体験を、思う存分に遊ぶことができて、とても楽しんでいました。
普段はやってはいけないことをやる、また、やれないことをやるという、非日常って、非常にワクワクするのではないかと思います。
準備も多少必要ですが、そんなに大層なものではありません。
少ない予算や労力で、皆が楽しめるイベント、そういうのって、いいですよね。