クエスト:農地の見回り
依頼内容
村の活動の資金源として、農業系の補助金を活用している。
農地を守るための補助金なので、まず、きちんと田畑が管理されているか、確認をしなければならない。
その役目を、我々、若い衆が任されている。
ぐるーーと、村の集落を見回り、荒れている田畑がないか、チェックをしていく。
管理が行き届いてないところを確認するのが目的だが、見て回ってると、結構、よさげな農地があり、もったいないなぁと思ったりする。
もし、適当な農地を探している人とかいたら、一緒に回ってみたら、良いかもしれない。大体、4月に見回るので、希望者がいたら、声をかけてみてくれ。
■解説
農業系の補助金を毎年活用しているのですが、その第一条件が、農地を見回ること。これをしなければ、補助金はいただけません。
この補助金は、本当にありがたく、地域の活動をしていくうえで、大きな資金源となっています。金銭的な面だけではなく、若い人たちの意識啓発にも、大いに役立ちました。
というのも、若い人たちに声がけをして見回ったところ、農地の管理が難しくなっているという現実を知り、自分たちも何とかしなければという気持ちが湧いたようです。
すべての農地を管理するのは不可能なので、ある一つの農地をお借りし、試験的に、そこで農業をすることにしました。
中心となったのが、佐礼谷バレーボールクラブ・「通称SVC」というチームのメンバーだったのですが、そのチーム名をもじって、されだにベジタブルガーデン・「通称SVG」と名付け、活動をしています。
この取組については、また、別のクエストでご紹介したいと思います。
若い人たちが危惧したように、過疎高齢化の影響で、管理が行き届いていない農地が、たくさん増えてきています。
もし、これから、農業を始めたい、農地が欲しいという方が見て回れば、垂涎の物件も、結構あるのではないかと思います。
興味がある方がいらっしゃったら、一緒に見回りをしてみませんか?使いたい農地があったら、交渉次第で、どうにかなる可能性があるかもです。