クエスト:子どもリポーター、募集
依頼内容
子どもたちに、村のことを、より知ってもらったり、好きになってもらったりするために、リポーターをさせてみようと考えている。
一応、聞く内容としては、
・ 村の一番好きなところ
・ 子どもの頃の思い出
・ 村の未来について
など、ある程度、同じ質問は用意するが、他は、子どもたちの感性に任せたい。
子どもならではの面白い質問や、大人からの意外な答えに期待をするところだ。
村の子どもに限らない。リポーターをしてみたいという者があれば、ぜひ、手を挙げてくれ。
■解説
以前、子どもリポーターの企画があり、同行をさせてもらいました。
年令的には、小学校5・6年生、地域で農業をしている人に話を聞くというものでした。
リーダーとして、大学生も同行していました。
そんなに活発なやり取りではありませんでしたが、それでも、子どもたちは自分たちが用意した質問をし、返ってきた答えを熱心に聞いて、書き留めていました。
質問される側も、子どもたちに、少しでも分かりやすいようにと、説明をされていました。
なかなか大人であれば、聞きづらい質問も、子どもなら許されることもあると思います。
例えば、自分が一番好きな場所とか、地域の未来をどうしたいかなど、面と向かっては、ちょっと気恥しい質問も、子ども相手だと、答えてくれそうです。
私が知りたいのは、自分の人生の中で、一番、お金を儲けたのは何だったのかということ。バブルのような時代的なものであったり、自分が取り組んで成功した事例であったり、何かしら、地域活性化のヒントを手に入れることができればと恰好の良い理由をつけながらも、個人的に、非常に興味があるからです(笑)
大人が聞くと、何か、いやらしく感じますからね。子どもの純粋な気持ちで、聞いてもらいたいと思うところです。
実は、私の職場にも、子どもたちが社会見学に来ることがあります。大体小学2年生か3年生なのですが、事前に用意していた質問だけでなく、本当に自由奔放な意見が飛び出します。
子どもだからと言って、その場しのぎや思いつきで適当なことは言ってはいけません。こちらの言葉をよく覚えていますので。
分からなかったり、すぐに答えられないときには、正直に、「分からないので、後で調べて答えます」という回答にしています。
それは、さておき。
違う記事で、昔話のヒアリングというクエストを書きましたが、こういうことも、ぜひ、子どもたちにやってもらいたいなと。
お年寄りも、とても喜んでくれるのではないかと思います。
うまく世代間交流が生まれる仕組みを、できるだけ早く、つくりたいものです。